概要 | こちらは、自動車の後方部に取り付けるハイマウントストップランプのカバーとなります。金型の構造といたしまして、アンダーカット部をキャビスライドの斜め抜き構造にて設計をしております。 今回のお客様からは、表面が革のようの模様をつけたいというご依頼もあり、美観性を気にされていらっしゃいましたので、ウェルドは絶対にNGという点がポイントでした。そのため当社では、ウェルドが出ないように、コア側に通気性のある特殊な鋼材(ポーセラックス)を使用しています。ポーセラックスを用いることで、ガスが抜けやすくなり、ウェルド防止につながります。 ただしポーセラックスを使用すると、中にガスが詰まってしまうため、アセトンのような溶剤につける必要があります。しかし溶剤につけるという手間が発生するため、金型のメンテナンス性に関しては劣ってしまいます。
当社では、金型の設計から製造だけでなく、射出成形金型のメンテナンスやオーバーホール、改造にも対応しております。プラスチック金型に関してお困りの方は、まずは三愛マクセルまでご相談ください。 |
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