概要 | こちらは、自動車で使用するバッテリーの蓋となります。金型構造的にはキャップが入る内ネジとなっており、ネジ抜き方法としてラック抜きの方法で金型製作をしております。 ラック抜きとは、内側のネジを金型の離型と同時にあわせる(金型から製品が浮く際に、金型のネジ駒が回転してタップ加工)ような加工方法です。そのため、油圧シリンダーの直進方向に動く動きを利用して、回転させながら加工することができます。 ラック抜きでは、ネジの切り始めの位置が変わってしまうことが欠点としてあげられます。しかし当社では、例としてシャワーヘッドの製品にて、サーボモーターとそれを制御するアンプを用いることで、ねじ切り始めの位置を決めて、離型時に定型のネジ加工ができるようにするという事例もあります。 ラック抜きも考慮したプラスチック金型設計のことなら、三愛マクセルまでご相談ください。 |
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